読書

【人に好かれる六原則】~人を動かす②~

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こんばんは。
うーたそです。

 やっと久しぶりに「人を動かす」更新できました。お待たせしてすみませんでした。
 北海道の方はまだ残暑は残っていますが、少しずつ過ごしやすい日々が戻り始めてきています。本土の方はまだまだ灼熱だと思いますので、体調管理に気をつけてご自愛ください。

 それでは、「人を動かす」の第2章について書いていきます。
 「道はひらける」に続いて、カーネギーさんの代表作であり、世界的ベストセラーでもある「人を動かす」を読みました。
 「道はひらける」同様、この本に書いてあることを実践したら、人生間違いなく今よりも好転すると確信しました。
 読んで学んだことを実践で使えるように理解を深めたいと思い、ブログに書こうと思います。
 また、私のブログを読んで頂いた方にとって少しでもためになるよう書いていきます。


「人を動かす」~あらゆる自己啓発本の原点である不朽の名著~

1.D・カーネギー「人を動かす」とはどんな本?

 D・カーネギーさんが書いた世界的ベストセラーである「HOW TO WIN FRIENDS AND INFLUENCE PEOPLE」の日本語訳版が「人を動かす」です。
 英語を日本語で直訳すると「どうやって友達を得るか。どうやって人々に影響を与えるか」という意味になります。
 本書の内容は、
「どうしたら人とうまく付き合えるか」

「人に好かれるにはどうしたらよいか」

「どうしたら上手く交渉できるか」など。

 プライベートの交友に留まらず、ビジネスの世界においても応用が利く様々な原則が書かれています。

 これらの原則はどんな職種においても役立つと思います。

 私は社会人になってから仕事以外の友人を作ったりすることがあんまりなかったので目から鱗情報がたくさんでした。
 私みたいな人にはもちろんおすすめしたいですし、人間関係に困ってない人でも、読めば、なるほど!となる情報がいくつかきっとあります。
 
 ちなみに私が読んだのは「新装版」です。
 「文庫版」もあるそうですが、「文庫版」は薄くて持ち運びしやすいですが、その分「新装版」に比べ、一部割愛されていたり、省略されている部分が一部あるそうです。

 「新装版」では、全てで4つの章に加え、付録章があります。

第1章 「人を動かす三原則」

第2章 「人に好かれる六原則」

第3章 「人を説得する十二原則」

第4章 「人を変える九原則」 

付録章 「幸福な家庭をつくる七原則」

 今回は第2章 「人に好かれる六原則」 について書いていきます。

2.第2章 「人に好かれる六原則」について

 まず結論として、本章で紹介されている「人に好かれる原則」を紹介します。

 
 それでは、各原則について書いていきます。

1.誠実な関心を寄せる

友を得るには、相手の関心を引こうとするよりも、相手に純粋な関心を寄せることだ。

「人を動かす」、D・カーネギー著


 本書では、友を得る達人として犬が挙げられています。
 犬はこちらが近づくと、尾を振り、なでてやると夢中に好意を示します。
 そうすると私たちも犬に対し自然と好意を感じます。
 全ての犬がこんなに性格がよい訳ではないでしょうが、本書が言わんとしていることは理解できると思います。
 犬が私たちに好意を表すとき、そこには何か魂胆や策略はありません。だからこそ、私たちは犬に対し好意を持てるのだと思います。

 これを人間に例えたらどうでしょうか。
 私たちにとって親友と呼べるような人は、何か策略があって友達付き合いをしている訳でも、逆に私たちも何かを企んで遊ぶことはないはずです。

 人間は通常、他人よりも自分に関心を持っています。
 例えば、自分が大勢と一緒に写っている写真を見るときはまず自分を探します。
 また、ニューヨークの電話会社によると、電話の中でどんな言葉よりも「わたし」という言葉が多く使われているそうです。
 自分のことを1番に考えるのは仕方がないです。
 しかし、自分のことを考える時間のほんの一部でも他人のことに興味・関心を持つ時間にしてはどうでしょうか。
 「嫌われる勇気」の作者としても知られる心理学者のアドラーさんはこのような言葉を残しています。

「他人のことに関心を持たない人は、苦難の人生を歩まねばならず、他人に対しても大きな迷惑をかける。人間のあらゆる失敗はそういう人たちのあいだから生まれる」(心理学者 アルフレッド・アドラー)

「人を動かす」、D・カーネギー著


 この言葉を聞いて、自分自身ハッとしました。
 自分のことを振り返ると、自分のことばかりで余裕がないときは、対立も増えたり、良くしてくれる相手に対しても、感謝の念よりも敵対の念を感じてしまうことがありました。
 私自身も他人の立場や考えなどに興味を持って真の友人を作れるように考えを変えていきたいです。

2.笑顔を忘れない

 人に好かれるために笑顔を避けて通ることは出来ないです。

 赤ちゃんがみんなに愛されるのはなぜか?
 それは赤ちゃんの笑顔が心の底から出る真の笑顔だからです。
 笑顔と言っても作り笑いではない。真の笑顔であることが重要です。
 作り笑いでは見透かされることもあるかもしれません。

 笑顔はたとえ顔が見えていなくても伝わります。電話だとしても笑顔で電話することは非常に効果的だと本書に書かれていました。

 笑顔は仕事においても大きな効果を発揮します。
 米国有数のゴム会社の社長は笑顔・楽しくすることについてこのように述べています。

「まるでどんちゃん騒ぎでもしているようなぐあいに仕事を楽しみ、それによって成功した人間を何人か知っているが、そういう人間が真剣に仕事と取っ組みはじめると、もうだめだ。だんだん仕事に興味を失い、ついには失敗してしまう」(米国ゴム会社の社長)

「人を動かす」、D・カーネギー著


 仕事においてもスポーツにおいても、情熱を持って、楽しく取り組んでる人には敵いません。
 常に笑顔・楽しむ気持ちを持っている人に周囲のサポートも得られ、成功にグンと近づくと思います。

 私は昔から愛想がないとか言われることが多いので、鏡を見るたびに笑顔を作る練習をしています。これは真の笑顔ではないですが、人に最低限の好意を示すためにも行っています。こちらは全く嫌ってもいないのに、嫌われてると思われていいことはありませんから。

3.名前を覚える

名前は、当人にとって、もっとも快い、もっともたいせつなひびきを持つことばであることを忘れない

「人を動かす」、D・カーネギー著


 1回しか会ったことない人に久しぶりに再会した時、こちらの名前を覚えてもらったときはとっても嬉しい気持ちになります。
 逆に忘れられていると、とても悲しい気持ちになってしまいます。

 本書では人の名前を覚えることは、つまらないお世辞よりもよほど効果がある。と書かれています。それもそのはずです。名前というのはその人にとってとても大切なものだからです。人間は自分自身への関心が1番強いです。だからこそ、名前を覚え、名前で呼ぶというのは誠実な関心・相手への興味を簡単に伝える方法になります。

 また、テキサス・コマース・バンクシェアズの会長ベントン・ラヴ氏は名前を覚えることは仕事の基礎であると。以下のように述べています。

 つめたい会社をあたたかくするには、ひとつの方法がある。人の名前を覚えることだ。重役たちのなかには名前が覚えられないという人もいるが、つまりは重要な仕事が覚えられない。すなわち仕事の基礎ができていないことを告白しているのだ。(テキサス・コマース・バンクシェアズ会長 ベントン・ラヴ)

「人を動かす」、D・カーネギー著


 私自身を振り返ると、「人の名前を覚えるのが苦手です」と周囲に漏らすことがありました。つまり、「私は重要な仕事は何もできません」と公言してるようなものだと考えると、今までの自分が恥ずかしく思えてきます。

 それでも、名前を覚えるのが苦手という人は多いと思いますので、本書に書かれている名前を覚えるポイントをいくつか紹介していきます。

 ①初対面の人に必ず氏名を聞く。
 ②漢字や書き方を聞く。
 ③会話の中で、何度も名前を呼ぶ。
 ④一人になったタイミングでメモを取り、記憶する。

 私もこの方法を試してみようと思います。
 他にも、名刺交換をした際に名刺にその人の特徴を書くというのも名前を覚えるのによいと聞いたことがあります。

4.聞き手にまわる

どんなほめことばにもまどわされない人間でも、自分の話に心をうばわれた聞き手にはまどわされる。(ジャック・ウッドフォード)

「人を動かす」、D・カーネギー著

 人に好かれるためには、トーク力は必要ありません。
 相手の話を心から興味を持って聞く。そして、相手の関心に合わせた質問をすればいいのです。
 人間は誰しも自分のことで関心がいっぱいです。地球の裏側で災害が起きていたとしても、自分の歯痛の方が気になるものです。だからこそ、相手の話をじっくり聞くことは、相手に「私はあなたに興味・関心があります」というシグナルを送ることに等しいのです。

 本書に人に嫌われたいならすべきことが書かれていたので紹介します。

一、相手の話を、決して長くは聞かない。
一、終始自分のことだけをしゃべる。
一、相手が話しているあいだに、何か意見があれば、すぐに相手の話をさえぎる。
一、相手はこちらよりも頭の回転がにぶい。そんな人間のくだらんおしゃべりをいつまでも聞いている必要はない。話の途中で遠慮なく口をはさむ。

「人を動かす」、D・カーネギー著

 この4つどう思いますか?
 こんな自分勝手な人と付き合いたくないですよね。
 つまり、人に好かれたいのであればこれと逆のことをやればいいはずです。

一、相手の話をしっかり最後まで聞く。
一、終始相手のことだけをしゃべる。
一、相手が話しているあいだに、何か意見があっても、相手の話をさえぎらない。
一、相手はこちらよりも頭の回転がはやい。そのような素晴らしい人間の話はいつまでも聞く必要がある。話の途中で口を挟むなんてとんでもない。


 この4つ出来る人が周りにいたら、間違いなく尊敬してその人とずっと関係を続けていきたいと思ってしまいます。
 うん。僕頑張る。意識して自分を変えていこうと思います。

5.関心のありかを見ぬく

 相手の関心のありかを見抜くというのは、聞き手にまわるに近いかもしれません。
 ただ、相手の話を聞くのではなく、相手が話し始めたら止まらないような話題を選ぶのです。

 そのようにすれば、相手はきっとこちらのことを聞き上手だ。話しやすい。信頼できる。気が合う。と感じるはずです。

 相手の話題に付いていくためにも、事前に分かることがあれば、下調べもしておくとより相手に気に入られる。好きになってもらえる可能性は高いと思います。

 私は基本的にマイペースな性格なので、興味のない話には全く反応できない人間なので、人付き合いが上手くなるためにも、自分の関心・考えを広げるためにもいろんな話題についていけるように意識します。

6.心からほめる

 心からほめる。というのは、相手に「重要感」を持たせるということです。

 人間は誰でも、ほめてもらいたい。認められたいという気持ちを持っています。
 だからこそ、自分がいいなと思ったことは口に出して伝えるべきです。心から出た真実の賞賛なら尚更、相手の心に響くはずです。たとえ響かなかったとしても、自分が失うものはありません。むしろ相手の長所に気付くセンスがどんどん上がってより良い人間関係が作りやすくなると思います。

 人は誰でも他人より何らかの点ですぐれていると思っている。だから、相手の心を確実に手に入れる方法は、相手が相手なりの世界で重要な人物であることを率直に認め、そのことをうまく相手に悟らせることだ。

「人を動かす」、D・カーネギー著

 
 本書ではインテリアにこだわりのある男性に対し、「部屋のインテリアを褒めたり」している例などが挙げられていました。

 相手が興味のあることでかつ、自分が心から賞賛できることだと効果を感じやすいと思います。

3.まとめ

 今回は、D・カーネギー著作「人を動かす」の第2章を読んだ学び・感想について書きました。
 
 人に好かれるために大事な六原則を学びました。

 「誠実な関心を寄せる」

 「笑顔を忘れない」

 「名前を覚える」

 「聞き手にまわる」

 「関心のありかを見抜く」

 「心からほめる」

 まずは相手に関心を寄せる。人に好かれるためには自分から好きになる。
 相手から与えてもらう発想ではなく、自分からどんどん主体的に動いて、GIVEしていく。その結果、信頼できる同僚・仲間・家族に囲まれる。そんな流れを作っていきたいです。


 今日はこの辺で終わります。
 今回も読んで頂きありがとうございました。

 次回は「人を動かす」第3章「人を説得する十二原則」について書きます。
  
 次回更新した際にもまた読んで頂けると幸いです。
どうもありがとうございました

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 カーネギーさんのベストセラー「道はひらける」から学んだことや感想も書いているので、気になる方は下のリンクから読んでみてください。

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    25歳から本格的にウエイトトレーニングにはまり、ボディビル大会への出場を決意。 2022年11月の大会に出場予定。 好きなボディビルダーは「ジュラシック木澤さん」 好きな部位は「大腿四頭筋」 基本的には、日記・雑記ブログです。 マイペースに、自分の好きなように更新していきます。
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