他人に善を行うのは義務ではない。それは行う者の健康と幸福とを増進する。
D・カーネギー 「道は開ける」 より
ー ゾロアスター(ゾロアスター教の創始者)
こんばんは。
うーたそです。
上の格言は、現代人の多くが抱える悩みを乗り越え、自分自身の人生を取り戻すということをテーマに掲げた「道は開ける」という本のPART4-18「二週間でうつ病をなおすには」の一節に出てきた言葉です。
情けは人のためならず。という言葉があるように、他人に善を行うことも他人のためではなく、自分自身のためになるのです。
今回は第18回目です。まだ1回目を読まれていない方は、
以下リンクから第1回目から読めますので、気になる方は読んでみてください。
1.D・カーネギー「道は開ける」とはどんな本?
ベストセラーである「人を動かす」の著者であるD・カーネギーさんが書いた「HOW TO STOP WORRYING AND START LIVING」の日本語訳版が「道は開ける」です。
本書では、多くの悩みを持つ私含む多くの迷える子羊たちに向けて、送られた「悩みや心配ごとを抱えるのはやめて、自分たちの人生を取り戻そう」ということをテーマに書かれた本です。
この本は元々借りて読んでいたのですが、自分用についに購入してしまいました。
気になるところには、線を引いたりして、この本の内容がしっかり習慣されるよう読み深めていきます。
各PARTでは、著者の体験や様々な人の体験を通した悩みの解決方法を具体的に記されています。そして、その方法を簡潔にまとめたものが各PARTの終わりに書かれています。
2.PART4-18「二週間でうつ病をなおすには」を読んでの感想
PART4-18「二週間でうつ病をなおすには」を読んだ感想や心打たれた格言を紹介していきます。
この本では二週間でうつ病をなおすにはどうすればよいかということが書かれていました。
率直に読んだ感想を言うと、二週間でさすがにうつが治るかどうかは分かりません。
しかし、本章に書かれていることを実行すれば、間違いなく気分は上がり、自信・自己肯定感が芽生え、うつ病でない人にとってもよい影響を与えるものだと確信しました。
それでは、本書の格言も交えながら、詳しく書いていきます。
本章の結論は、
自分のことではなく、他人に興味を持とう。
毎日誰かの笑顔のために、いいことをしよう。
以上の2点です。
他人に対して善を行う時、人間は自己に対して最善を行っているのである。
D・カーネギー 「道は開ける」 より
ー ベンジャミン・フランクリン(アメリカ合衆国建国の父)
なぜ、善を行うことが自己に対して最善を行っていることに繋がるのでしょうか?
他人について考えるとき、その間は自分のことを忘れることが出来る。
人は一度に一つのことしか考えることが出来ないように出来でいます。
つまり、他人の幸福について考えることは、自分を悲観する時間を減らすことに繋がります。この自分を悲観する時間を減らすことがうつ病や暗い気持ちを解消するのに大いに役立ちます。
他人を笑顔にすることにより、自分も元気になり、自信・幸福に繋がる。
皆さんも他人の笑顔から、元気や自信、幸福感をもらった経験はあると思います。
他人を笑顔にすることを自ら積極的に行うのです。
1日1回でもいいのです。
感謝の気持ちを伝えたり、率直に思いついたその人の長所を誉める。愛想よく振舞うようにする。簡単なことから始めればいいんです。
3.まとめ
今回は、PART4-18「二週間でうつ病をなおすには」を読んだ感想と心に残った言葉を書きました。
この章では、
・自分自身のために、他人に興味を持ち、笑顔にするような善行を行いましょう!
ということが書かれています。
私は二度と同じ道を通らない。だから私にできる善行、私の示しうる親切はその場で実行しよう。ためらったり、怠ったりしないことにしよう。私はこの道を二度とは通らないのだから。
D・カーネギー 「道は開ける」 より
人生二度と同じ時はやってきません。常に頭の片隅になにか出来ることはないか。どうしたら人を笑顔に出来るのか。どうしたら愛想よくできるか。
ずっと考え続けていきたいです。
本日はこのくらいで締めようと思います。
この本をさらに読み進めていって、悩みの対処法をまとめて自分の備忘録。そして皆さんの役に立つことが出来ればいいなと思います。
しばらくは、「道は開ける」の読書感想シリーズで行きたいと思います。
これからは自分自身のアウトプットの練習含め、なにか一つでも読者の方に役に立つことを書いていければいいなと思います。
次回はPART6-20「死んだ犬を蹴とばすものはいない」について書きたいと思います。
PART5-19は飛ばします。
PART5-19では、宗教を信仰することによって得られる効果が書かれていますが、私たち日本人にとって参考になりにくいと感じたからです。
次回更新した際にもまた読んで頂けると幸いです。
どうもありがとうございました