刑務所の鉄格子のあいだから、ふたりの男が外を見た。
D・カーネギー 「道は開ける」 より
ひとりは泥をながめ、ひとりは星をながめた。
こんばんは。
うーたそです。
上の格言は、現代人の多くが抱える悩みを乗り越え、自分自身の人生を取り戻すということをテーマに掲げた「道は開ける」という本のPART4-17「レモンを手に入れたらレモネードをつくれ」の一節に出てきた言葉です。
この格言にはどんなに辛い状況であっても、何か有益なものを見つけることが出来るということを表した言葉です。
辛い、苦しいそんな時にでも上を見上げれば、きっと星(有益なもの)は見つかるはずです。
今回は第17回目です。まだ1回目を読まれていない方は、
以下リンクから第1回目から読めますので、気になる方は読んでみてください。
1.D・カーネギー「道は開ける」とはどんな本?
ベストセラーである「人を動かす」の著者であるD・カーネギーさんが書いた「HOW TO STOP WORRYING AND START LIVING」の日本語訳版が「道は開ける」です。
本書では、多くの悩みを持つ私含む多くの迷える子羊たちに向けて、送られた「悩みや心配ごとを抱えるのはやめて、自分たちの人生を取り戻そう」ということをテーマに書かれた本です。
この本は元々借りて読んでいたのですが、自分用についに購入してしまいました。
気になるところには、線を引いたりして、この本の内容がしっかり習慣されるよう読み深めていきます。
各PARTでは、著者の体験や様々な人の体験を通した悩みの解決方法を具体的に記されています。そして、その方法を簡潔にまとめたものが各PARTの終わりに書かれています。
2.PART4-17「レモンを手に入れたらレモネードをつくれ」を読んでの感想
PART4-17「レモンを手に入れたらレモネードをつくれ」を読んだ感想や心打たれた格言を紹介していきます。
アメリカでは、レモン=不快なもの。という意味合いがあるそうです。
つまり、「レモンを手に入れたらレモネードをつくれ」は、不快な状況に陥っても、それを有益なものにする。という意味です。
本章では、レモンを持った状況から、人生をレモネードに変えた人たちの経験が書かれています。
それでは、本書の格言も交えながら、詳しく書いていきます。
幸福は快楽ではない。それは、ほとんどの場合勝利である。
D・カーネギー 「道は開ける」 より
ー ハリー・エマソン・フォズディック(アメリカの牧師)
ハリー・エマソン・フォズディックさんは幸福というのは、レモンをレモネードを変えた感覚。
つまり、不快な状況を克服し、人生を好転させたことを勝利と呼んでいます。
マイナスをプラスに変える能力が幸福のために必要なのです。
それには、まずは見方を変えてみたり、現状のメリット部分・可能性を見つけなければなりません。
他にも、自分の中にある自分ですら気付いていない強みに気付くことでも勝利を得ることが出来ます。
ハリー・エマソン・フォズディックさんの格言を他にも見つけましたので紹介します。
自分の欠点に腹を立てても何にもならない。
ハリー・エマソン・フォズディック(アメリカの牧師)
われとわが身を哀れんでもどうにもならない。
思いきって、自分の中にはさまざまの可能性が
束になって入っていると考えたらどうか。
そして世の中で最も面白いゲームをやるのだ。
自分の最大の長所を最も有効に生かすゲームを
自分の長所を活かした人生というゲームを生きる。
そのためにはまずは自分の長所の言語化が必要になります。
自分には何が出来て何が出来ないのか。
それらを理解したとき、レモンをレモネードにすることが出来るのではないでしょうか。
3.まとめ
今回は、PART4-17「レモンを手に入れたらレモネードをつくれ」を読んだ感想と心に残った言葉を書きました。
この章では、
・どんな状況でも、いい点はある。
・見方を変えて、マイナスをプラスの力に変える。
という2点を重点的に語られていました。
特に、マイナスをプラスに変えていけるような人はどんなところでも活躍できる要素だと思います。
ただ、ポジティブなだけではなく、賢明に考える。
どんなに失敗しても諦めない。忍耐力も必要な気がします。
人生落ち込んでる暇はない。日々、挑戦。
(自分自身への喝も込めて)
本日はこのくらいで締めようと思います。
この本をさらに読み進めていって、悩みの対処法をまとめて自分の備忘録。そして皆さんの役に立つことが出来ればいいなと思います。
しばらくは、「道は開ける」の読書感想シリーズで行きたいと思います。
これからは自分自身のアウトプットの練習含め、なにか一つでも読者の方に役に立つことを書いていければいいなと思います。
次回はPART4-18「二週間でうつ病をなおすには」について書きたいと思います。
次回更新した際にもまた読んで頂けると幸いです。
どうもありがとうございました