もっとも悲惨な人間は自分の肉体と精神を捨てて、
D・カーネギー 「道は開ける」 より
別の人間や動物になりたいと願う人である
ーアンジェロ・パトリ(イタリア系アメリカ人の作家・教育者)
こんばんは。
うーたそです。
上の格言は、現代人の多くが抱える悩みを乗り越え、自分自身の人生を取り戻すということをテーマに掲げた「道は開ける」という本のPART4-16「自己を知り、自己に徹しよう」の一節に出てきた言葉です。
自分らしく生きよう。自分が嫌いになってもあなたらしさは世界中に1つしか存在しない貴重なものなのだから。というメッセージがこの格言には込められています。
今回は第16回目です。まだ1回目を読まれていない方は、
以下リンクから第1回目から読めますので、気になる方は読んでみてください。
1.D・カーネギー「道は開ける」とはどんな本?
ベストセラーである「人を動かす」の著者であるD・カーネギーさんが書いた「HOW TO STOP WORRYING AND START LIVING」の日本語訳版が「道は開ける」です。
本書では、多くの悩みを持つ私含む多くの迷える子羊たちに向けて、送られた「悩みや心配ごとを抱えるのはやめて、自分たちの人生を取り戻そう」ということをテーマに書かれた本です。
この本は元々借りて読んでいたのですが、自分用についに購入してしまいました。
気になるところには、線を引いたりして、この本の内容がしっかり習慣されるよう読み深めていきます。
各PARTでは、著者の体験や様々な人の体験を通した悩みの解決方法を具体的に記されています。そして、その方法を簡潔にまとめたものが各PARTの終わりに書かれています。
2.PART4-16「自己を知り、自己に徹しよう」を読んでの感想
PART4-16「自己を知り、自己に徹しよう」を一言で言うと、
私たちにはそれぞれ素晴らしいものが備わっています。他人の真似ではなく、自分の可能性を追求し、それを突き詰めていこう。
です。
それでは、本書の格言も交えながら、詳しく書いていきます。
われわれは本来あるべき姿にくらべると、ようやく半分だけ目ざめた状態にすぎない。
D・カーネギー 「道は開ける」 より
われわれが利用しているのは、肉体的にも精神的にも、自分の資質のごくわずかな部分だけだ。
大ざっぱな言い方をすれば、人間は自分の限界のはるか手前のところで生活している。
彼は種々雑多な力を有しながら、いつも決まってそれを発揮できない。
ー ウイリアム・ジェームズ(哲学者)
多くの人はその人にしかない素晴らしい能力がありながら、発揮できていない人が大多数です。それは他人と比較して、自分が劣っていると悲観したりするせいです。カーネギーさんは、他人との比較で悲観する必要はない。また、私たちが産まれる可能性。つまり、両親が出会い、私たちが産まれる可能性というのは、三百兆分の一ぐらいでしかないのです。
私たちは当たり前のように日常生活を送っていますが、この生活は三百兆分の一という奇跡が起きた結果なのです。
私たちは自然にこの世にはない新しい何かを持って、生まれてきているのです。
その何かを活用しない手はありません。
自分に何ができるかを知っている人間は自分以外にいないが、
D・カーネギー 「道は開ける」 より
自分でさえ試みるまでは分からない
ーエマソン(思想家)
しかし、人間の中にはそれを見つけることなく、人生を終えてしまう人も少なくありません。
人生今が一番若い時です。
自分の中に眠るものを見つけるまで、日々挑戦していきましょう!!
3.まとめ
今回は、PART4-16「自己を知り、自己に徹しよう」を読んだ感想と心に残った言葉を書きました。
この章では、「他人の真似ではなく、自分の得意を突き詰めろ」ということが書いてありました。
まだ、自分の得意に気付いていない人も多いと思います。私もその中の一人です。
日々、挑戦する中でしか、見つけられないあなたにしかない輝いてるものがきっとあるはずです。
成功と失敗を分けるのは大きさではない。
D・カーネギー 「道は開ける」 より
何になろうと最上のものになれ!
ーダグラス・マロック(詩人)
お金持ちじゃなくてもいい。有名人にならなくてもいい。あなたのあなたにしかない得意を磨いて、唯一無二のものにしていきましょう。
ナンバーワンではなく、オンリーワンへ。
本日はこのくらいで締めようと思います。
この本をさらに読み進めていって、悩みの対処法をまとめて自分の備忘録。そして皆さんの役に立つことが出来ればいいなと思います。
しばらくは、「道は開ける」の読書感想シリーズで行きたいと思います。
これからは自分自身のアウトプットの練習含め、なにか一つでも読者の方に役に立つことを書いていければいいなと思います。
次回はPART4-17「レモンを手に入れたらレモネードをつくれ」について書きたいと思います。
次回更新した際にもまた読んで頂けると幸いです。
どうもありがとうございました