自分に平和をもたらすものは、ほかならぬ自分自身なのだ。
D・カーネギー 「道は開ける」 より
ーエマソンのエッセイ「独立独歩」の一節より
こんばんは。
うーたそです。
上の格言は、現代人の多くが抱える悩みを乗り越え、自分自身の人生を取り戻すということをテーマに掲げた「道は開ける」という本のPART4-12「生活を転換させる指針」の一節に出てきた言葉です。
本書ではすでに何度か出てきている考え方です。
辛いことでも、大変なことでも、どう捉えるかは自分次第。
自分の考え方一つで、楽しい出来事や冗談に変えることも出来る。
それとも、長年その辛いことに囚われ、悩み続けるのか。
私はこれからの人生は前者でありたいです。
困難があってもそれを乗り越え、悩みを克服し、より楽しい人生を過ごしたいです。
今回紹介する本は私の尊敬する人生の大先輩からお借りした本です。
大先輩に私は感覚派で感情・思ったことを言語化するのが得意じゃないと言われたので、自分が感じたことを言葉にする練習も含めて書いていきたいと思います。
結構分厚い本なので、少しずつ書いていこうと思います。
今回は第12回目です。まだ1回目を読まれていない方は、
以下リンクから第1回目から読めますので、気になる方は読んでみてください。
1.D・カーネギー「道は開ける」とはどんな本?
ベストセラーである「人を動かす」の著者であるD・カーネギーさんが書いた「HOW TO STOP WORRYING AND START LIVING」の日本語訳版が「道は開ける」です。
本書では、多くの悩みを持つ私含む多くの迷える子羊たちに向けて、送られた「悩みや心配ごとを抱えるのはやめて、自分たちの人生を取り戻そう」ということをテーマに書かれた本です。
読み終わっていないですが、オススメ出来る本です。
自分用にも欲しいと思い、ついに購入してしまいました。
各PARTでは、著者の体験や様々な人の体験を通した悩みの解決方法を具体的に記されています。そして、その方法を簡潔にまとめたものが各PARTの終わりに書かれています。
2.PART4-12「生活を転換させる指針」を読んでの感想
PART4-12「生活を転換させる指針」を一言でまとめると、
「楽しそうなフリだとしても、私たちは自然に愉快な気持ちになる」
です。
本書の格言も交えながら、詳しく書いていきます。
私たちが日常生活で得られる心の安らぎや喜びは、自分の居場所や持ち物や、身分によって左右されるのではなく、気持ちの持ちよう一つで決まる
D・カーネギー 「道は開ける」 より
愉快で楽しい人生にするために、身分や持ち物なんて関係ありません。不幸せそうなお金持ちもたくさんいます。貧乏でも楽しそうに過ごしている人もたくさんいるはずです。
この言葉通り気持ちの持ちようで人生180度変わってしまうんです。
しかし、愉快にすると言っても、底抜けの楽天家になれという意味ではありません。
自分の神経を悩むことではなく、問題の解決に注力するのです。
注意を払うというのは、問題の本質を見きわめ、冷静にそれを処理することである。
D・カーネギー 「道は開ける」 より
悩むというのは、常軌を逸して無益な円のまわりをグルグル回ることなのだ。
悩むということは人生において無益なことなのです。悩みが大きくなれば、病気にかかることさえあります。
したがって、悩みとは決別して、問題に立ち向かう必要があります。
今現在、悩みに悩まされており、人生の苦境に立たされていると感じている自分自身、皆さんに本章で紹介されていた言葉を送ります。
ビジネスで失敗し、莫大な借金を背負った状況にも関わらず、積極的で勇気ある姿勢を取り続けたローウェル・トマスさんの姿をカーネギーさんがこう表現しました。
負けることもゲームの一部 ーいわば頂上をめざす者にとっての有効な訓練 ーであった
D・カーネギー 「道は開ける」 より
辛いことがあっても「こんなのは人生の一部に過ぎない」なんて堂々としている人が居たら、頼もしく感じますし、尊敬の念が自然と湧いてくると思います。
私はクヨクヨしがちな性格なのですが、考え方一つで堂々とするフリなら出来ますよねきっと。例えば、胸を張って歩くとか、しっかり相手の目を見て話すでもいいはず。
少しずつ自分を変えていきたいです。
3.まとめ
今回は、PART4-12「生活を転換させる指針」を読んだ感想と心に残った言葉を書きました。
とりあえず、楽しい人生にしたいなら、「愉快なふりをしろ」です。
この世の中、困難が起きないことの方が珍しいくらいです。
たとえ、楽しくなくても、楽しいふりを。自信がなくても、自信があるふりを。
感情はなかなかコントロールできませんが、行動ならすぐ変えることが出来ます
行動は感情に従うように思われているが、実際には行動と感情は同時に働くのである。意志の力でより直接的に支配されている行動を規制することによって、意志に支配されにくい感情をも規制することができる。だから、快活さを失ったとき、他人に頼らず自発的に快活さを取り戻す秘訣は、いかにも楽しそうなようすで動きまわったり、しゃべったりしながら、すでに快活さを取りもどしたようにふるまうことである。
D・カーネギー 「道は開ける」 より
ーウイリアム・ジェームズ(心理学の最高権威)
心理学の最高権威のウイリアム・ジェームズさんは本書以外でもこのような言葉を残しています。
心が変われば行動が変わる
行動が変われば習慣が変わる
習慣が変われば人格が変わる
人格が変われば運命が変わる
ウイリアム・ジェームズ(心理学の最高権威)
この言葉は、聞いたことある人もいるのではないでしょうか。
かなり有名な言葉だと思います。
私は私の人生をもっとよく出来ると信じているので、まずは行動から変えていきます。
本日はこのくらいで締めようと思います。
この本をさらに読み進めていって、悩みの対処法をまとめて自分の備忘録。そして皆さんの役に立つことが出来ればいいなと思います。
しばらくは、「道は開ける」の読書感想シリーズで行きたいと思います。
これからは自分自身のアウトプットの練習含め、なにか一つでも読者の方に役に立つことを書いていければいいなと思います。
次回はPART4-13「仕返しは高くつく」について書きたいと思います。
次回更新した際にもまた読んで頂けると幸いです。
どうもありがとうございました