読書

【悩みに歯止めをつけよう】~道は開ける~⑩

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あることに対して我々の人生そのものを余分に支払うのは愚の骨頂にほかならない。

D・カーネギー 「道は開ける」 より

こんばんは。
うーたそです。

上の格言は、現代人の多くが抱える悩みを乗り越え、自分自身の人生を取り戻すということをテーマに掲げた「道は開ける」という本の一節です。

私の尊敬する人生の大先輩からこの本をお借りしました。
大先輩に私は感覚派でよかったことを人に伝える言語化能力が苦手だと指摘頂いたので、自分が感じたことを言葉にする練習も含めて書いていきたいと思います。
結構分厚い本なので、少しずつ書いていこうと思います。

今回は第10回目です。まだ1回目を読まれていない方は、
以下リンクから第1回目から読めますので、気になる方は読んでみてください。

1.D・カーネギー「道は開ける」とはどんな本?

 ベストセラーである「人を動かす」の著者であるD・カーネギーさんが書いた「HOW TO STOP WORRYING AND START LIVING」の日本語訳版が「道は開ける」です。
 本書では、多くの悩みを持つ私含む多くの迷える子羊たちに向けて、送られた「悩みや心配ごとを抱えるのはやめて、自分たちの人生を取り戻そう」ということをテーマに書かれた本です。
 読み終わっていないですが、オススメ出来る本です。
 自分用に1冊欲しいと思い、私自身購入してしまいました。 
 各PARTでは、著者の体験や様々な人の体験を通した悩みの解決方法を具体的に記されています。そして、その方法を簡潔にまとめたものが各PARTの終わりに書かれています。

2.PART3-10「悩みに歯止めをつけよう」を読んでの感想

 今回のPARTは短めでした。ですので、サラッとまとめたいと思います。
 PART3-10「悩みに歯止めをつけよう」を一言で表すと、

「いつまで引きずっていても仕方ない。どこまで悩むかの基準を決めよう」です。

 それでは、本書の格言も交えながら、詳しく書いていきます。

即座にストップ・ロス・オーダー扱いにしよう。これでは人生を浪費するばかりだから「もうたくさん」と言おう

D・カーネギー 「道は開ける」 より

 
 まず初めに「ストップ・ロス・オーダー」という言葉について解説します。
「ストップ・ロス・オーダー」とは株式投資において使われる言葉です。
 株式の購入時に、あらかじめ、値段が設定した値段まで下がった際に、自動的に株式を売却し、損失を最小限に収めることを言います。また、このような考え方は「ストップ・ロス理論とも呼ばれています」

 なぜ、今回株式投資の専門用語が出てきたのでしょうか。
それは、「ストップ・ロス理論」の考えが株式投資以外にも応用できるものだからです。

 例えば、本書ではあるルーズな友人との待ち合わせについて書かれていました。
カーネギーさんはいつも、彼との待ち合わせではいつも30分近く待たされていました。それに対し、カーネギーさんはイライラしていました。
ここで、「ストップ・ロス理論」の考えの登場です。
 カーネギーさんは、彼にストップ・ロス理論について説明し、「君が10分以上遅れたら、僕は帰る。」と告げたのです。

 カーネギーさんは待ち合わせの度にイライラさせられていましたが、その時間を10分までと決めることで、心の平和が乱される時間を最小限に設定したのです。

 これは日常生活の例ですが、他にもけんかなどについても応用が出来ると書かれていました。
 例えば、とても仲の良かった友人、恋人とささいなことがきっかけでけんかしたとします。仲直りしたいと頭で分かっていても、自分から謝ることは勇気のいることでなかなか出来ることではありません。
しかし、もし状況を好転したいなら、ここで冷静になってみてください。

 この状況で自分から謝ることは、自分のプライドを傷つけるかもしれません。しかし、自分から謝罪すれば、最悪な事態である一生の仲違いは避けることが出来るかもしれません。

 損失を最小限にする。それが「ストップ・ロス理論」の考え方です。

 あなたがこの状況に置かれるとしたら、どうしますか。

 私は、相手との関係の重要性を考慮し、関係が薄い人間ならどうなっても構いませんが、親友や恋人の場合には、先に謝ってでもすぐに仲直りして、また、笑い合える関係に戻りたいです。
 実際の状況にならないと、自分がどのような選択肢を取るかは分かりません。しかし、自分から謝るという勇気ある行動をとれる人間に私はなりたいです。

3.まとめ

 今回は、PART3-10「悩みに歯止めをつけよう」を読んだ感想と心に残った言葉を書きました。
 この章では、「ストップ・ロス理論」の考え方を用いて、どこまで耐えるか。基準を決めて、最小限の悩みに食い止めよう!ということが紹介されていました。

 この理論は、悩み以外にも使える考えだと思うので、日常でも使えるようにしていきたいです。

 完全に私ごとなのですが、私は筋トレが好きで週3-4程度で行っていますが、脚のトレーニングをした日とその次の日は疲労と倦怠感で仕事にも集中出来なく、ボーっとする時間がすごい増えてしまうんです。
 筋トレは好きですけど、仕事ではないですし、日本一のボディビルダーを目指している訳でもないので仕事・日常生活にまで影響するほどやってはいけないのではないかと最近思い始めています。
 筋トレは心身の健康によいと思うので、やり続けますが、頻度と強度については検討の余地がありそうです。
 結論がまだ出ていないので、なんともスッキリしませんが、いつかは決断したいと思います。

 今回の章は前回に比べて、サラッと書いてしましたが、たまには力を抜くことも大事です!(ただの怠慢ですすみませんww)
 ですが、ストップ・ロス理論は本当に悩みだけでなく、仕事でも使える考えだと思うので、皆さんも是非活用してみてください。

 本日はこのくらいで締めようと思います。
 この本をさらに読み進めていって、悩みの対処法をまとめて自分の備忘録。そして皆さんの役に立つことが出来ればいいなと思います。

しばらくは、「道は開ける」の読書感想シリーズで行きたいと思います。

これからは自分自身のアウトプットの練習含め、なにか一つでも読者の方に役に立つことを書いていければいいなと思います。

次回はPART3-11「オガクズを挽こうとするな」について書きたいと思います。

次回更新した際にもまた読んで頂けると幸いです。
どうもありがとうございました

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    トレーニングにドハマりした会社員
    うーたん
    25歳から本格的にウエイトトレーニングにはまり、ボディビル大会への出場を決意。 2022年11月の大会に出場予定。 好きなボディビルダーは「ジュラシック木澤さん」 好きな部位は「大腿四頭筋」 基本的には、日記・雑記ブログです。 マイペースに、自分の好きなように更新していきます。
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