こんばんは。
うーたそです。
私の尊敬する人生の大先輩からこの本をお借りしました。
大先輩に私は感覚派でよかったことを人に伝える言語化能力が苦手だとご指導頂いたので、自分が感じたことを言葉にする練習も含めて書いていきたいと思います。
結構分厚い本なので、少しずつ書いていこうと思います。
今回は第5回目です。まだ1回目を読まれていない方は、
以下リンクから第1回目から読めますので、気になる方は読んでみてください。
1.D・カーネギー「道は開ける」とはどんな本?
ベストセラーである「人を動かす」の著者であるD・カーネギーさんが書いた「HOW TO STOP WORRYING AND START LIVING」の日本語訳版が「道は開ける」です。
本書では、多くの悩みを持つ私含む多くの迷える子羊たちに向けて、送られた「悩みや心配ごとを抱えるのはやめて、自分たちの人生を取り戻そう」ということをテーマに書かれた本です。
各PARTでは、著者の体験や様々な人の体験を通した悩みの解決方法を具体的に記されています。そして、その方法を簡潔にまとめたものが各PARTの終わりに書かれています。
2.PART2-5「仕事の悩みを半減させる方法」を読んでの感想
PART2-5では、仕事の悩みを半減するためにはどうしたらよいか。について書かれています。本章はとても短く、あっさりしていましたので、私の文章の方もあっさりしてしまいそうです。
本章の冒頭でカーネギーさんはこのように述べています。
「正直に言おう。もしかすると、私が皆さんの仕事の悩みを半減させるのはむりかもしれない。だれにも不可能なのだ。私にできるのは、世間の人々がどのようにして半減させたかを紹介するだけである。それから先は皆さんしだいなのだ!」
D・カーネギー 「道は開ける」 より
今まで、あんなに親身になってくれていたカーネギーさんがまさかの読者の我々を突き放してきました。しかし、これは当たり前のことです。どんなライフハック・テクニックを身に着けようが、実際に利用し、上手く使いこなせるかどうかは私自身にかかっています。また、事実(悩み)の受け止め方も私自身の考え方によるところが大きいと思います。
トップアスリートのように逆境をチャンスと考えるのか、それとも絶望と感じるかでも、その後の結果は大きく変わっていくはずです。
ここからは、実際に本書に書かれていた仕事の悩みを半減する方法を書いていきます。
その方法は4ステップです。
- ①問題点はなにか
- ②問題の原因はなにか
- ③いくとおりの解決策があって、それらはどんなものか
- ④望ましい解決策はどれか
前回の「悩みの分析と解消法」をもっと分かりやすい言葉で噛み砕いたようなものになっています。
前回の記事が気になる方はこちらのリンクから見てください。
これらの4ステップに関して、2つの人物の体験談が書かれていました。
今回はある保険の営業マンの話を簡潔に書きたいと思います。
ある保険の営業マンは足を棒のようにして動き回り、何度もお客の下へ伺いますが、なかなか契約まで漕ぎつけることが出来ていませんでした。しかし、4ステップを活用した結果、収入は倍増し、敏腕セールスマンとなったお話です。
ここからは、彼がどのようにして、敏腕セールスマンとなったのか見ていきます。
①問題点はなにか
彼にとっての問題点は、何度もお客の下に営業をかけても契約に至らないことです。
②問題の原因はなにか
問題の原因は彼の過去1年の記録の中にありました。
契約のうちの7割は初対面のお客と成立させていたこと。
また、3回以上の対面で契約に至ったのはわずか7%だったということ。
③いくとおりの解決策があって、それらはどんなものか。
④望ましい解決策はどれか
彼はこの原因から、訪問は2回までとしました。
また、今まで何度もお客に訪問していた時間をお客の新規開拓にあてました。
以上の結果、彼は収入が倍増し、米国の保険業界きっての敏腕セールスマンへと昇り詰めました。
これは一例に過ぎませんが、今回の例は「PDCAサイクル」に近いものだと思います。
PDCAサイクルとは、
PLAN・・・ 「計画する」
DO ・・・ 「実行する」
CHECK・・・ 「評価・分析する」
ACTION・・・ 「改善する」
の頭文字を取って作られた言葉です。詳しいことはGoogle先生に聞いていただけると幸いです。
私も新入社員時代にこの言葉を教えられたものです。
仕事に関しては、このように少しでも昨日の自分よりも上を目指すことで少しづつではありますが、改善し、悩みも減るかもしれませんね。
3.まとめ
今回は、PART2-5「仕事の悩みを半減させる方法」を読んだ感想と心に残った言葉を書きました。
この章では、仕事の悩みを半減させる方法を学びました。
一言でまとめると
「PDCAサイクルをまわせぇぇぇぇぇぇぇーーーーーーーーッ!!」ドーーーーン!!
って感じの内容でした。
今までの本書の内容がここまで、精神的に苦しいこと、悩み、不安、絶望とかだったのに対し、急に実務的な仕事の話になってしまい、私自身拍子抜けしてしまいました。
しかも、他の章に比べても明らかにページ数もないし、著者自身も力を入れて書いているようなパートに感じることが出来ませんでした。(私個人の考えです。)
ですので、今回はさらっと終わらせようと思います。
この本をさらに読み進めていって、悩みの対処法をまとめて自分の備忘録。そして皆さんの役に立つことが出来ればいいなと思います。
しばらくは、「道は開ける」の読書感想シリーズで行きたいと思います。
これからは自分自身のアウトプットの練習含め、なにか一つでも読者の方に役に立つことを書いていければいいなと思います。
次回はPART3-6「心の中から悩みを追い出すには」について書きたいと思います。
次回更新した際にもまた読んで頂けると幸いです。
どうもありがとうございました