悩みに対する戦略を知らないビジネスマンは若死にする
D・カーネギー 「道は開ける」 より
ーアレクシス・カレル（ノーベル医学賞受賞者）
こんばんは。
うーたそです。お久しぶりです。
上の格言は、現代人の多くが抱える悩みを乗り越え、自分自身の人生を取り戻すということをテーマに掲げた「道は開ける」という本の一節です。
私の尊敬する人生の大先輩からこの本をお借りしました。
大先輩に私は感覚派でよかったことを人に伝える言語化能力が苦手だと指摘してもらったので、自分が感じたことを言葉にする練習も含めて書いていきたいと思います。
結構分厚い本なので、少しずつ書いていこうと思います。
今回は第3回目です。まだ読まれていない方は、
以下リンクから第1回目から読めますので、気になる方は読んでみてください。
1.D・カーネギー「道は開ける」とはどんな本？
ベストセラーである「人を動かす」の著書であるD・カーネギーさんが書いた「HOW TO STOP WORRYING AND START LIVING」の日本語訳版が「道は開ける」です。
本書では、多くの悩みを持つ私含む多くの迷える子羊たちに向けて、送られた「悩みや心配ごとを抱えるのはやめて、自分たちの人生を取り戻そう」ということをテーマに書かれた本です。
各PARTでは、著者の体験や様々な人の体験を通した悩みの解決方法を具体的に記されています。そして、その方法を自分自身に応用する方法も各PARTの終わりに書いています。
2.PART1-3「悩みがもたらす副作用」を読んでの感想
今回のPART1-3では、悩みがもたらす心身への影響について書かれていました。
メイヨー診療所（医療技術の高いアメリカの病院）で胃病の治療を受けた1万5千人の患者のうち5人中4人が肉体的な原因が見つかりませんでした。結局これらの胃病は不安、恐怖、絶望などの精神的な悩みが原因であるとされたのです。
悩みにより緊張を感じると、胃の神経が刺激され、胃液が正常から異常へと変化し、悪い場合には胃潰瘍にまで達することがあります。
私自身、人前で喋る時だったりプレッシャーのかかる場面ではお腹がキリキリした感じになった経験が何度もあります。
また、胃病だけでなく腰痛・肩こりも肉体的なものよりも精神的なストレス等が原因で引き起こされるということもよく聞きます。結局、病院に行くも湿布や炎症止めの薬を出されるだけで根本的な解決に至らないことも少なくないと思います。
このように、精神的なことが原因かもしれない胃病・腰痛などに対し肉体面のみを治療するというアプローチに対し、このような言葉が書かれていました。
医師のおかしている最大の過失は、心を治療しようとせずに、肉体を治療しようとすることだ。しかし、心と肉体は一つのものであり、別々に治療できるはずがない。
D・カーネギー 「道は開ける」 より
特に、この悩みに対する対処法を知らないと最悪の場合には「自殺」にまで至ると本書には書かれています。本書の例では、アメリカ人の自殺者は、５つの主要伝染病による死亡者を合わせた数よりも多いと記されています。
また、令和元年の15歳～39歳の日本人の死因ランキングでは、「自殺」が1位となっています。（https://www.mhlw.go.jp/content/r3h-1-1-03.pdf こちらの資料参照）
この事実より、アレクシス・カレル博士は以下の言葉を残しています。
悩みに対する戦略を知らないビジネスマンは若死にする
D・カーネギー 「道は開ける」 より
ーアレクシス・カレル（ノーベル医学賞受賞者）
私は一度落ち込んだりすると考えこむことが多い性格なので、この本の続きを読んですこしでも悩みから解放されて自分らしい人生を取り戻したいです。
3.まとめ
今回は、PART1-3「悩みがもたらす副作用」を読んだ感想と心に残った言葉を書きました。
この章では、胃病などの体調不良は肉体面ではなく、精神面からくることが多いということが分かりました。
その他にも、悩みが大きくなりすぎると最悪の場合には、「自殺」という結果に繋がることもあり、実際に日本でも若年層の死因の1位は「自殺」となっています。
現代社会において、全くストレスのない生活は難しいかもしれませんが、悩みからは解放されて自分らしく生きていきたいですね。
さらに読み進めていって、悩みの対処法をまとめて自分の備忘録。そして皆さんの役に立つような文章が書ければいいなと思います。
しばらくは、「道は開ける」の読書感想シリーズで行きたいと思います。
これからは自分自身のアウトプットの練習含め、なにか一つでも読者の方に役に立つことを書いていければいいなと思います。
次回はPART2-4「悩みの分析と解消法」について書きたいと思います。
次回更新した際にもまた読んで頂けると幸いです。
どうもありがとうございました。
