昨日の重みに加えて、明日の重荷まで今日のうちに背負うとしたら、どんな強い人でもつまずいてしまうでしょう。
D・カーネギー 「道は開ける」 より
ー サー・ウィリアム・オスラー
こんばんは。
うーたそです。お久しぶりです。
上の格言は、悩みを乗り越え、自分自身の人生を取り戻すということをテーマに掲げた「道は開ける」という本の一節です。
今回は、私の尊敬する人生の大先輩から本をお借りしたので、自分が感じたことを言葉にする練習も含めて書いていきたいと思います。
結構分厚い本なので、少しずつ書いていこうと思います。
1.D・カーネギー「道は開ける」とはどんな本?
ベストセラーである「人を動かす」の著書であるD・カーネギーさんが書いた「HOW TO STOP WORRYING AND START LIVING」の日本語訳版が「道は開ける」です。
本書では、多くの悩みを持つ私含む多くの迷える子羊たちに向けて、送られた「悩みや心配ごとを抱えるのはやめて、自分たちの人生を取り戻そう」ということをテーマに書かれた本です。
2.PART1-1「今日、一日の区切りで生きよ」を読んでの感想
昨日の重みに加えて、明日の重荷まで今日のうちに背負うとしたら、どんな強い人でもつまずいてしまうでしょう。
D・カーネギー 「道は開ける」 より
ー サー・ウィリアム・オスラー
この言葉が1番印象に残りました。普段なんとなく先が不明瞭でよく分からないけど、将来や未来を考えると不安な気持ちや落ち込んだ気持ちになることがあります。でも、それって当たり前のことなんだな。ってこの言葉から気付きました。過去・未来のようなどうにも出来ないことに振り回されるではなく、今自分が出来ることをやる。
他にも、今に集中して生きよ。ということについてグッときた一言を紹介します。
明日の準備をする最良の手段は、諸君の全知全能を傾け、あらゆる情熱を注ぎ、今日の仕事を今日中に仕上げることである。
D・カーネギー 「道は開ける」 より
「今に集中しろ」というのは、明日のことを考えるなってことでなくて、明日や将来のことを考慮しつつ、その中で今日やるべきことを一生懸命やるということに他ならないのではないでしょうか。結果的に今日1日を生き続けることが、未来の現在の自分に繋がる。
どうなるかも分からない将来は心配するようなものではないのです。
他にも人生を砂時計に例える描写がとても印象に残りました。
砂時計は真ん中のくびれをゆっくりと一定のスピードで落ちていきます。この砂時計を壊さないためには、余計な手出しはせず、そのままにしておくのがよい。
人生も同じで朝起きてたくさんやることがあったとしても、砂時計のように一定のスピードで仕事を片付けることしか出来ない。さもないと肉体や精神の働きが狂ってしまうのです。
一度に一粒の砂・・・一度に一つの仕事
D・カーネギー 「道は開ける」 より
3.まとめ
今回は、「道は開ける」PART1-1「今日、一日の区切りで生きよ」を読んだ感想を書きました。しばらくは、「道は開ける」の読書感想シリーズで行きたいと思います。
自分自身のアウトプットの練習含め、なにか一つでも読者の方役に立つことを書いていければいいなと思います。
最後にインドの劇作家カーリダーサが作った詩を紹介します。
夜明けへのあいさつ
D・カーネギー 「道は開ける」 より
今日という日に目を向けよう!
これこそ生命、生命の中の生命なのだ
その短い行程の中には
君の存在の真理と現実とが全て含まれる
生まれ育つ喜び
行動の栄光
美の輝き
昨日は夢に過ぎず
明日は予感でしかない
精いっぱいに生きた今日は
すべての昨日を幸せな思い出に変え
すべての明日を希望の見取り図とする
だから目を開こう、今日に向かって!
夜明けへのあいさつはこれだ
ー カーリダーサ(インドの劇作家)
次回はPART1-2「悩みを解決するための、魔術的公式」をよんだ感想について書きたいと思います。
次回更新した際にもまた読んで頂けると幸いです。
どうもありがとうございました。